“黄金世代”小祝さくら、首位浮上!「準備不足」も涼しくベストスコア、ツアー2勝目王手

[ 2020年9月6日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ゴルフ5レディース第2日 ( 2020年9月5日    岐阜県 GOLF5カントリーみずなみC=6571ヤード、パー72 )

第2日、18番、笑顔でラウンドする小祝
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 首位に3打差の4位から出た“黄金世代”小祝さくら(22=ニトリ)がこの日のベストスコア65を叩き出し、通算11アンダーの単独首位に浮上。昨年7月のサマンサタバサ・レディースに続くツアー2勝目に王手をかけた。“女ウッズ”笹生優花(19=ICTSI)は首位と9打差の通算2アンダー、47位でギリギリ予選を通過。3試合連続優勝は厳しくなった。

 気温16度だった前週の北海道小樽から連日30度を超す酷暑の岐阜・瑞浪へ。焼け付くような日差しの中、夏の常備品だった携帯用扇風機をうっかり忘れた北海道生まれの小祝が「準備不足でした」と嘆きながらバーディーの山を築いていった。

 「5アンダー(67)とか伸ばさないと明日(最終日)チャンスはないんじゃないかと思っていたので」。前半のアウトこそパットを打ちきれずにもみ合いの展開が続いたが、後半のインでは12番からの3連続を含む6バーディー。一時は首位に4人が並んでいた混戦を一気に抜け出した。

 その小祝が自画自賛したのが17番のバーディー。フェアウエーから残り135ヤードの第2打を8Iでピン左手前1メートルにピタリと寄せた。元世界ランク1位・申ジエにプレーオフの末に敗れた18年のこの大会。小祝は同じ17番で第2打をグリーン奥にこぼしボギーを叩いた。飛距離が出てしまった要因はクラブのロフトが立つ、左足下がりのライから打ったことだった。

 昨夏のサマンサタバサ・レディースで念願のツアー初優勝を果たすまで2位が4度あった。得意な距離を残すための第1打からパットまで。手痛い敗戦から学んだコースマネジメントがこの一ホールに凝縮されていた。

前週ニトリ・レディースは2位。地元での初のホステスVが懸かったその大会で優勝をさらった笹生からは勝負どころでのパットの重要性を学んだ。その成果は6~8メートルを沈めた12、14番のバーディーパットに表れた。

 2位にはかつて同じ辻村明志コーチ門下だったツアー通算5勝の比嘉。小祝からは「体力が違う。ポテンシャルが違う」と先輩への賛辞ばかりが口をついて出るが「負けた分だけ強くなってきたのがサク(小祝)ですから」と辻村コーチ。この3年で積み上げた生涯獲得賞金1億8089万5113円は黄金世代No・1。堂々のV候補として最終日を戦う。

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