原英莉花 70位出遅れに苦笑い「しょぼしょぼ」 女子ゴルフ「ISPS医療従事者応援チャリティー」

[ 2020年8月3日 20:46 ]

<ISPS HANDAチャリティーレディース>18番、ギャラリーの声援を受け笑顔を見せる原英莉花(撮影・西尾 大助) 
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 女子ゴルフツアー外競技の「ISPS医療従事者応援!!チャリティー女子」は3日、静岡県の伊豆大仁CC(レギュラー=6513ヤード、シニア=5939ヤード、いずれもパー72)で第1ラウンドが行われた。2日間36ホールで争われ、賞金の一部を医療機関に寄付する今大会には111選手が出場。注目の“黄金世代”原英莉花(21=日本通運)は2オーバー74で70位発進と出遅れた。首位とは10打差。64をマークした吉川桃(22=フリー)が単独首位に立った。

 今季ツアー初戦となった6月のアース・モンダミン・カップ以来の競技に臨んだ原は、夏芝への対応に苦しんで70位と出遅れ。「今日はしょぼしょぼでした」と苦笑いを浮かべつつも、今季初めての有観客試合には「声援が久しぶりでうれしかった」と振り返った。

 この日のホールアウト後には、新型コロナウイルスの影響で出場辞退選手が出たことで繰り上がりで出場権を得た今月20日開幕のAIG全英女子オープン(英国・ロイヤルトルーンGC)に言及。熟慮の末に、帰国後の隔離や現地のコロナの情勢などを鑑みて出場を見送ったことを明かした。「すごく悩みました。メジャー大会なので自分の大きな経験になるし、成長したいなというのもありました。でも、2週間何もできないのはブランクになると思いました」と苦渋の決断の理由を口にした。

 次戦は国内ツアー第2戦となる14日開幕のNEC軽井沢72(長野・軽井沢72G北C)を迎える。「安心して(海外メジャーに)出場できるようになった時に備えて、日本で実績を積んでいきたいと思っています」と力を込めた。

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2020年8月3日のニュース