朝乃山 新大関V逃すも“意地”の12勝締め 「悔しさは来場所晴らしたい」

[ 2020年8月3日 05:30 ]

大相撲7月場所千秋楽 ( 2020年8月2日    両国国技館 )

正代(右)を押し出しで破る朝乃山(撮影・久冨木 修)
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 結びで正代を押し出した新大関・朝乃山は、硬い表情のまま大きく息を吐き出した。満足感はない。直前の取組で照ノ富士が幕尻優勝を決めており、自分を奮い立たせる材料は大関のプライドだけだった。「この2日間(連敗した13、14日目)は歯がゆい相撲だった。最後はきっちり大関らしい相撲、自分の相撲を取ることを考えていました」。得意の右四つで左上手を取れなくても圧力をかけ続け、好調の正代を圧倒した。

 06年夏場所の白鵬以来となる新大関Vこそ逃したものの、昇進場所で12勝3敗は及第点と言える。八角理事長(元横綱・北勝海)は「立派ですよ。横綱、大関が休場ということで最後は(責任が)重たかったよね。よく頑張った」と称えた。鶴竜、貴景勝に続き白鵬が13日目から休場。最終盤の土俵に上がる看板力士は朝乃山1人となり「大関の務め、責任感を考えすぎた」と自身も重圧があったことを認めた。

 それでも「夜はぐっすり眠れていました」と言葉を添え、生来の明るさは失わなかった26歳。「終わってみれば12勝3敗。悔しい結果です。(次の秋場所で)絶対に晴らしたい」。今場所の経験を糧にできれば、目標とする最高位に近づけるはずだ。

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