照ノ富士 歓喜から一夜、晴れやかな表情「正直そこまで勝つとは」「もう一回体を鍛え直す」

[ 2020年8月3日 11:08 ]

<大相撲七月場所千秋楽>優勝を決めた照ノ富士(撮影・西海健太郎)
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 大相撲7月場所で30場所ぶりにの優勝を飾った前頭17枚目・照ノ富士(伊勢ケ浜部屋)が歓喜から一夜明けた3日、報道陣の取材に応じ、早くも5日から稽古を再開させることを明かした。約5年ぶりに賜杯を抱いた夜は同部屋で若い衆らとシャンパンなどを飲み、喜びを味わった。元大関は晴れやかな表情を見せ、「正直そこまで勝つとは思わなかった。いっても10番勝てば、三賞狙えると考えながら一日一番勝てばと考えていた」と振り返った。

 大関の看板を失ってからは序二段まで転落し、どん底を味わった。何度も師匠に引退を相談したが、そのたびに引き留められた。伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)にとって恩返しの優勝となり、部屋に戻ってからは「おめでとうと帰って言われて、抱き合って」と抱擁をわかして喜びを分かち合ったことを明かした。

 「俺が(優勝)できなきゃ誰ができるのという考えだった。今はそういう考えは全くないというか。自分のことを精いっぱいやっていればいい結果につながるかなと思って毎日過ごしている」。全盛期と現在との心境の違いを口にした元大関。経験を積んだことでひとまわり成長できた。

 慎重に戦い、大事に白星を並べて実現させた復活劇だが、「前半から勝っていたからその勢いがあったと思う。いまの自分じゃ勝てないと分かっていたから、正代関とやった時もそれを感じたし。勢い乗っていたから勝ったけど、もうちょっと鍛えないと来場所厳しいというのはある」という。それだけに、「明後日(5日)からもう一回体を鍛え直そうと思う。やれること全力を出していこうと思います」とすぐに秋場所へ動きだす考えを口にした。

 表彰式の時に見上げた2階席の壁に、初優勝の額が飾られているのが目に映った。「復活してからずっとその写真が下りるまで(残り)何場所あるから、下りるまで新しい写真を飾りたいと自分の中で目標にしていた。できて良かった。増やしていきたい」と今後の優勝回数を伸ばすことを目標に掲げた。

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