瀬戸大也 五輪延期でモチベーション維持に苦闘「やらなければいけないなと思うが、気持ち的に難しい」

[ 2020年8月3日 19:29 ]

スポーツメーカーのイベントに参加した競泳男子の瀬戸大也
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 競泳男子200メートルと400メートルの個人メドレーで東京五輪代表に内定している瀬戸大也(26=ANA)がモチベーション維持に苦しんでいる現状を明かした。3日、デサント社のオンラインイベントに出演して近況に言及。「最近、練習は再開しているが、気持ちに身が入らない日々が続いていて、練習を休んだりもする。やらなければいけないなと思うが、気持ち的に難しい時期を過ごしている」と説明した。

 昨夏の世界選手権で2冠を達成した2種目で東京五輪出場権を獲得。金メダル獲得が有力視されていたが、コロナ禍により大会は1年延期となった。延期がなければ本来は競技を終えている時期であるだけに「コロナがなかったら自分の競技は終わっていたので、どうなっていたのかなと思う」と語った。

 4月には小学5年から指導を受けた梅原孝之コーチとの師弟関係を解消。新コーチとして埼玉栄高時代の同級生である浦瑠一朗氏を招へいした。厳しい状況だが、目標はブレていない。「水泳を始めた時から五輪での金メダルが目標。マイケル・フェルプス選手の世界記録は意識しています。そこを目指して超えたいとずっと思っています」と視線を上げた。

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