八村に試練！　3戦目は2日連続の試合　強敵スパーズと対戦するために752キロを移動

八村とのマッチアップが予想されるスパーズのライルズ（AP）
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　今季2戦目で初勝利を挙げたウィザーズはオクラホマ州オクラホマシティーから南に752キロ離れたテキサス州サンアントニオで26日（日本時間27日）にスパーズと対戦する。ウィザーズは2日連続の試合だが、スパーズは中2日での今季2戦目。プレーオフには22季連続で進出し、ファイナルで過去5回優勝しているという実績も影響して、ブックメーカーの総合サイト「オッズチェッカー」での勝者予想ではスパーズの1・15倍に対し、ウィザーズは7・5倍と完全な“大穴扱い”となった。

　スパーズは23日の開幕戦でニックスに120―111で勝利。球宴に過去7回選出されているラマーカス・オルドリッジ（34＝211センチ。117キロ）がセンターで先発し、ナゲッツから移籍してきたトレイ・ライルズ（23＝206センチ、106キロ）がパワーフォワードで起用された開幕戦だった。

　八村はライルズかオルドリッジとマッチアップする可能性が高いが、ターン・アラウンドからのジャンプシュートを得意としているオルドリッジと、開幕戦で11リバウンドを稼いでいるライルズは攻守両面で難敵。指揮官はW杯中国大会で米国代表を率いたグレグ・ポポビッチ監督（70）で、ドラフト全体9番目に指名された日本代表のルーキーが強敵相手にどんな戦いを見せるのかが注目されるところだ。