羽生結弦 圧巻首位発進!SP今季最高109・60マーク 2位に20点差

[ 2019年10月26日 11:01 ]

<スケートカナダ第1日>男子SP、演技をする羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのグランプリシーリーズ第2戦、スケートカナダが25日(日本時間26日)に開幕し、男子ショートプログラム(SP)で、ソチ、平昌五輪連覇の羽生結弦(24=ANA)が109・60点をマークし首位発進した。カムデン・プルキネン(米国)が89・05点で2位。3位は84・08点のナム・グエン(カナダ)。現地22日に交通事故に見舞われた田中刑事(24=倉敷芸術科学大大学院)は80・11点で5位スタートとなった。

 羽生は冒頭の4回転サルコーをきれいに着氷。3回転半も完璧に降りると、4回転―3回転の連続トーループでは、4回転でややバランスを崩しながらこらえて着氷した。圧巻の演技を終え観客がスタンドオベーション。自身の持つ世界最高の110・53には及ばなかったが、SPでは今季トップとなる得点を記録して、キスアンドクライで笑顔を爆発させた。

 また、田中は、事故に巻き込まれながらも「大きなけがはないので、考え過ぎないようにやる」と演技に集中することを強調し、5位発進。冒頭の3回転半はきれいに着氷したが、続く4回転サルコーが3回転、さらに3回転の連続ジャンプの2本目が2回転になるなどミスが続いた。

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