単独首位 ウッズ「あしたは優勝を意識してプレーする」豪雨被害には「みなさん安全でいてほしい」と気遣う

[ 2019年10月26日 19:25 ]

男子ゴルフ ZOZOチャンピオンシップ第3日 ( 2019年10月26日    千葉県印西市 アコーディア習志野CC(7041ヤード、パー70 )

<ZOZOチャンピオンシップ3日目>1番、観客のいないスタンドを背にティーショットを放つウッズ(撮影・沢田 明徳)
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 タイガー・ウッズが64をマークし通算12アンダーで単独首位を堅守した。

 「オフ明けでこんないいスコアで回れたことにビックリしている。いつもはこういうのは時間がかかるので。アイアンも調子が良かったし、ボールはピンの手前についた」

 スタートの1番で第2打を1メートルにつけバーディー発進。2番で3パットのボギーを叩くが、5番でコースに入れないギャラリーが金網のフェンス越しに声援を送り背中を押された。

 7番で10メートルをねじ込みバーディーを奪うと後半も5バーディーを決めて一気に抜け出した。

 「(声援には)ちょっとビックリしました。コースに入る時もギャラリーが(入り口で)いるのは分かっていました」と振り返った。

 2打差の2位につけるのは全米オープン覇者のウッドランド。ウッズは米ツアーと世界選抜の対抗戦のプレジデンツカップ(11月)の主将を務め、主将が指名する選抜メンバーの候補がウッドランドだ。縁のある2人が優勝を争う展開に「とにかくあした、優勝を意識して(お互いに)プレーすると思います。長い一日になると思いますが、月曜日に向けていいポジションにいられれば」

 前日の豪雨ではコースのある千葉県内にも大きな被害があったこともあり「とにかくみなさんで安全でいてほしいと思います」と住民を気遣っていた。

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