ウィザーズのブルックス監督が若手の姿勢を評価 「学ぶ姿勢がある」

[ 2019年10月26日 13:32 ]

審判の判定に不満をぶつけるウィザーズのブルックス監督(AP)
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 今季2戦目で初勝利を挙げたウィザーズのスコット・ブルックス監督(54)は「学ぼうという意欲のない生徒に何かを教えるのは難しいことだが、ここでは違う。私はここにいる面々が好きだ。さらに進歩したいし、それがコーチとしての夢だ」と若手の奮闘を高く評価した。

 この日になってプレーシーズン4試合で平均12・5得点を挙げていたガードのジョーダン・マクレー(28)が右手薬指の手術を受けるために戦列を離脱。アキレス腱断裂のジョン・ウォール(29)は今季終盤まで出場は絶望視され、オフに補強したベテラン勢の中にも故障者が続出したが、第2戦では19得点を稼いだ八村塁(21)ら若手が奮起して指揮官を喜ばせた。

 センターで先発しているトーマス・ブライアント(22)は31分で21得点、11リバウンドでダブルダブル。ベンチから出た211センチのモーリッツ・ワグナー(22)も10得点で2試合連続の2ケタ得点を記録するなどウィザーズの若手トリオが存在感を示す一戦になった。

 昨季25・6得点をマークしたシューティングガードのブラドリー・ビール(26)は17得点をマークしたものの、フィールドゴール(FG)の成功は22本中7本(3点シュートは11本中3本)と精度はいまひとつ。そのエースの不振を攻守両面で若手勢がカバーする試合となった。

 サンダーのシュート成功率はFGが39・8%で、3点シュートは21・7%にまで低下。粘り強いディフェンスも勝因のひとつとなった。

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