八村が前半で10得点 2戦目で初アシストも記録 ウィザーズは6点リードで後半へ

[ 2019年10月26日 10:23 ]

サンダーのギルジャスアレクザンダーをマークする八村(左=AP)
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 NBAウィザーズの八村塁(21)が25日、敵地オクラホマシティーで行われたサンダー戦でデビューから2試合連続で先発出場。前半で18分出場し、フィールドゴール(FG)を9本中5本成功させて10得点と2リバウンドをマーク。チームは第2Q途中で一時10点をリードし、52―46で後半を迎えることになった。

 第1Qで12分フル出場して4得点だった八村は、第2Qでは5分20秒からコートに登場。残り2分11秒にドリブルをついてからのプルアップ・ジャンパーを決めると、残り50秒にはペイント内でボールをもらってシェイ・ギルジャスアレクザンダー(21=196センチ)をかわして左手でフックショットをねじ込んだ。さらにタイムアウト明けとなった残り27秒にはバックコートから自分でボールを持ち込んだあと、サンダーのダニロ・ガリナリ(31=208センチ)を振り切って正面右から難しい体勢でジャンプシュートを成功させた。

 前半終了時点で、初戦のマーベリクス戦(14得点)に続いて得点は2ケタに到達。第2Q8分39秒に試みたローポストからのプレーではバランスが崩れたが、ジャンプシュートを決めたトーマス・ブライアント(22)にパスを供給し、NBA初アシストをマークした。

 しかし身長が自身より7センチ低いギルジャスアレクザンダーにはゴール下でシュートを阻止され、マーベリクス戦を含めて浴びたブロックショットはこれが4回目。第2Q残り1分で正面から放った3点シュートも失敗し、初戦から4回連続で“長距離砲”はさく裂しなかった。

 ウィザーズはサンダーに対して過去3季連続でシーズン1勝1敗。ブレッツとスーパーソニックス時代を含めると通算62勝73敗と負け越している。サンダーは3季連続で「年間トリプルダブル」を達成していたガードのラッセル・ウエストブルック(30)をクリス・ポール(34)とドラフト指名との交換でロケッツに放出。25日に敵地ソルトレイクシティーで行われたジャズとの開幕戦では95―100で敗れている。

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2019年10月26日のニュース