真凜“試練”に勝つ!タクシー事故で右すね打撲、首にテーピングも出場へ

[ 2019年10月26日 02:30 ]

フィギュアスケート GPシリーズ第2戦スケートカナダ公式練習 ( 2019年10月24日    カナダ・ケロウナ )

<スケートカナダ公式練習>右足にテーピングを巻きながら練習する本田真凜(撮影・小海途 良幹)
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 現地で交通事故に遭った本田真凜(18=JAL)は、その恐怖に打ち勝つ意気込みを示した。この日2度の公式練習に参加。右すねにサポーター、首にテーピングをして汗を流し、複数の3回転ジャンプを成功させた。午前練習ではコーチの前で涙を流す場面もあったが、「ここからどうやって自分が強く気持ちを持てるかを試されているんだという気持ちで頑張りたい」と強調した。

 日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長によると、22日の午後6時ごろに非公式練習からホテルに向かう途中、田中らと乗っていたタクシーが追突事故。後部座席中央に座っていた本田は右すね打撲とおでこを痛め、救急車で病院に運ばれた。エックス線検査の結果は競技に問題はなく、コーチ、家族と相談した上で大会に出る結論を下したという。23日も2度の非公式練習で滑っており、回復途上。本田は「出ると決めたら最後までやり抜きたい」と決意をにじませた。

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