大阪・ハレルソン“ダブルダブル”でホーム3試合ぶり白星貢献「チーム全員がステップアップできた」

[ 2019年10月26日 20:06 ]

プロバスケットボール男子Bリーグ   大阪82―77北海道 ( 2019年10月26日    おおきにアリーナ舞洲 )

27得点15リバウンドの“ダブルダブル”を達成した大阪・ハレルソン
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 西地区3位の大阪が東地区4位の北海道を82―77で下した。今季8試合目にして初のホーム戦に臨んだジョシュ・ハレルソンが攻守でチームをけん引。本拠地開幕となった13日の沖縄戦以来、3試合ぶりのホームでの白星に貢献した。

 ハレルソンがエースの真骨頂を見せた。いずれもチーム最多となる27得点15リバウンドで“ダブルダブル”を達成。昨季は60試合中59試合に出場した大黒柱が、今季はチーム事情からベンチを外れる試合も多かった。復権の活躍に、「少し緊張したけど、今日は勝つことだけしか考えていなかった。何より大阪のファンの前でいい働きができてよかったよ」と喜んだ。

 チームは23日の名古屋D戦で6点差の敗戦。第1クォーター(Q)だけで20点のビハインドを背負うという、あまりにも覇気のない立ち上がりに、天日謙作ヘッドコーチから「日々の生活から見直さないといけない」と叱責を受けた。

 「勝利のためには何でもするつもりだったし、今日はチーム全員がステップアップできたと思う」。ハレルソンが胸を張る。この日も第1Qに連続で14得点を奪われるなど、第3Qまでは終始相手ペースで進む時間帯が多かったものの、最終Q早々に逆転すると、そのまま逃げ切った。

 最後まで戦う姿勢を崩さなかった選手に、指揮官も「依然として出だしは悪かったけど、今日はファイトする意思が見えた」と笑みがこぼれた。チームは27日の第2戦で今季初のホーム連勝を狙う。

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2019年10月26日のニュース