本田真凜はSP10位 交通事故で負傷も「アドレナリンで痛みなくできた」 スケートカナダ

[ 2019年10月26日 07:41 ]

フィギュアスケートグランプリシリーズ第2戦スケートカナダ ( 2019年10月25日    カナダ・ケロウナ )

<スケートカナダ第1日>女子SP、懸命な滑りを見せる本田真凜(撮影・小海途 良幹)
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 女子ショートプログラム(SP)を前に公式練習が行われ、本田真凜(18=JAL)は59・20点で10位だった。赤い衣装でSP曲「セブン・ネーション・アーミー」を力強く演じた。ループ―トーループの連続3回転の後半のジャンプが回転不足となり、続く3回転フリップは2回転に。「うまく練習ができていなかった」と悔やみつつも「今はとりあえずホッとしている」と語った。

 22日に現地での交通事故で右すね打撲など負傷した。この日も患部にテーピングを施しての演技だったが、「首は痛かったが、他の部分はアドレナリンで全部痛みがなく演技ができた」と振り返る。「ケガのせいでなく自分のせい」と悔しさを押し殺し、「フリーは4分で不安は大きいが、思い切りいきたい」と前を向いた。

 トリプルアクセルを決めた紀平梨花(関大KFSC)が今季世界最高の81・35点で首位。劉永(韓国)が78・22点で2位、アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が74・40点で3位につけた。フリーは26日(日本時間27日)に行われる。

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2019年10月26日のニュース