紀平がSP今季世界最高81・35点 首位発進に「凄いうれしい」 スケートカナダ

[ 2019年10月26日 07:27 ]

フィギュアスケートグランプリシリーズ第2戦スケートカナダ ( 2019年10月25日    カナダ・ケロウナ )

<スケートカナダ第1日>女子SP、演技をする紀平梨花(撮影・小海途 良幹)
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 女子ショートプログラム(SP)が行われ、18年GPファイナル女王の紀平梨花(17=関大KFSC)が今季世界最高となる81・35点を叩き出し、首位発進した。

 紀平は青の衣装で「ブレックファスト・イン・バグダッド」のリズムに乗り、冒頭の3回転半(トリプルアクセル)に成功。フリップ―トーループの連続3回転ジャンプ、両手を上げての3回転ループも決め、完璧な出来だった。

 演技が終わると右拳でガッツポーズを見せた紀平は「思ったよりもいい点数が出たのですごいうれしい」と笑顔で語った。想像よりも緊張したGP初戦だったが、「トリプルアクセル、3回転ループは練習の中でも質のいいジャンプが跳べたのでよかった」と振り返った。

 トリプルアクセルを決めた劉永(韓国)が78・22点で2位、アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が74・40点で3位につけた。本田真凜(JAL)は59・20点で10位。フリーは26日(日本時間27日)に行われる。

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2019年10月26日のニュース