日本代表の“勝負メシ”「ポリッジ」 リーチ主将が「感動した」理由とは

[ 2019年10月5日 10:16 ]

ラグビーW杯1次リーグA組   日本ーサモア ( 2019年10月5日    豊田ス )

サモア戦を前に調整に気合が入る(左から)松島、ムーア、山中、姫野、レメキ(撮影・吉田 剛)
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 勝負メシ「ポリッジ」で出陣だ。オートミール(オーツ麦)を牛乳で煮込んだ海外版のおかゆが、試合4時間前に食べる「プレマッチ・ミール」の新定番メニューになった。W杯中はおにぎり、うどんなどと一緒に並ぶ。

 日本育ちにはなじみが薄くても、外国出身選手には欠かせない栄養価が高い食材だ。今夏の宮崎合宿。朝食バイキングで初登場すると、リーチ主将が「感動した」と栄養士にお礼を言ったほど。WTBレメキが大好評の理由を説明した。

 「オレたち外国出身者は、日本人みたいにそんなにいろいろなメニューを朝から食べられない。食べるのはイシ(中島)ぐらい。だからポリッジはうれしい」

 「他国の代表歴がなく36カ月以上連続して居住」などの条件を満たし、今の日本代表には過去最多15人の外国出身者がいる。食事もそれぞれの文化を考慮して出されている。ポリッジは多様性の象徴。一致団結してタフな戦いに挑む。

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