右代、悔しさも充実感16位 自己最高順位「今やっていることは間違いじゃないと信じている」

[ 2019年10月5日 05:30 ]

陸上世界選手権   第7日 ( 2019年10月3日    ドーハ・ハリファ国際競技場 )

男子十種競技、棒高跳びを終え観客の声援に応える右代啓祐(撮影・小海途 良幹)
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 男子十種競技は出場取り消し問題に揺れた日本記録保持者の右代啓祐(33=国士舘ク)が、7545点で世界選手権の自身過去最高となる16位で2日間の激闘を終えた。出場を巡っては一度は代表に決まったと発表されたが大会直前になって国際陸連からエントリーを承認されず、日本陸連が9月18日に選考要項の不備を謝罪していた。

 体力の全てを注ぎ込んだ最終種目の1500メートルを走り終えた右代はトラックに倒れ込んだ。「記録は悔しいが、準備したものはどの大会よりも多かった」。充実感も漂わせた5度目出場の大ベテランは自己最高順位で騒動を一蹴した。

 「いろんな思いもあってこの大会を迎えた」。出場が不透明になっても、試合に出るという思いを持って練習に取り組んできた。万が一、出られなかった場合、調整を重ねてきた右代のために五輪標準記録突破をさせようと有志が十種競技の記録会を計画。招待枠で出場が決まったため開催されなかったたが、多くのファンの思いも託されていた。

 「今やっていることは間違いじゃないと信じている」という33歳。円熟味を増した鉄人が五輪出場へ進化を続ける。

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