朝乃山、平幕2度目V視界 6連勝で2敗5人!!大混戦V争い

[ 2019年9月18日 05:30 ]

大相撲秋場所10日目 ( 2019年9月17日    両国国技館 )

志摩ノ海(左)を寄り切りで破る朝乃山
Photo By スポニチ

 平幕の朝乃山が志摩ノ海を寄り切りで下し、2敗を守った。1敗だった隠岐の海、明生がそろって敗れ、両関脇の御嶽海、貴景勝を加えた5人が首位に並ぶ大混戦となった。

 朝乃山が5日目からの6連勝でついに優勝争いのトップに立った。近大の先輩、志摩ノ海を得意の右四つに組み止め、胸を合わせて寄り切る速攻だった。

 「上手は欲しかったけれど止まったら負けだと思った。前に出て負けるならいいので、前へ出てます」

 初優勝した夏場所をほうふつさせる速い攻めを取り戻し、10日目で2場所ぶりの勝ち越しを決めた。初の上位挑戦だった名古屋場所は7勝8敗で負け越し。「先場所は悔しい思いをした。これからが勝負です」。取組前に1敗だった隠岐の海、明生が立て続けに敗れ、「テレビを見て、切り替えようと思った」と自らを鼓舞し勢いをつけた。平幕で2度賜杯を手にするのは91年秋、98年九州を制した琴錦(現朝日山親方)以来。その快挙が迫っている。

続きを表示

2019年9月18日のニュース