ラグビー日本、最強ハイブリッド芝で開幕白星がっちり!20日初戦VSロシア

[ 2019年9月18日 05:30 ]

20日開幕 ラグビーW杯

 ロシアとの開幕戦に向け、ラインアウトの練習をするリーチ(上)ら
Photo By 共同

 スクラムトライでロシアを圧倒する。ラグビー日本代表は17日、東京都内で行った練習で、2日連続でスクラムセッションを行った。6日の南アフリカ戦は7―41で大敗したが、ニュージーランドからもスクラムトライを奪っている相手に、スクラムで互角以上の力を証明した。長谷川慎スクラムコーチ(47)が「大好物」という、味の素スタジアムに新装されたハイブリッド芝も味方に、W杯開幕戦から4年間の集大成を見せる。

 冒頭15分が公開されたユニット練習では、FWは入念にラインアウトを確認した。だが非公開となった後に、スクラム練習を行ったという。取材に応じた長谷川コーチは「試合週なので、今週は全部で30分くらい」と明かしたが、すでに臨戦態勢は整っている。

 南ア戦はマイボールスクラム9本を全て確保。後半、相手にシンビンが出た場面のペナルティーでスクラム選択してトライを狙ったが、事前に早い球出しの方針を固めていたため、8人が前進する前にボールアウト。結果的にトライにはつながらなかったが、プロップ中島も「自信になった」と手応えを得た。

 さらに開幕戦で追い風となるのが、8月に導入されたハイブリッド芝だ。海外に比べて表面上は貧相に映る日本の芝だが、地中では横方向にしっかり根を張る。長谷川コーチが「凄く(スパイクに)引っ掛かる。世界で一番いいと思っている」という天然芝に、人工芝が打ち込まれて強度が増すのがハイブリッド。16年秋から「日本の芝に合わせた組み方をしてきた」というスクラムが、本領を発揮する舞台が味スタだ。

 足の位置から角度まで、100を超えるチェックポイントを言語化し、再現性も高い日本のスクラム。長谷川コーチは「やってほしい。でも、そんなに簡単ではない」とくぎを刺したが、ロシアからスクラムトライを奪えば、28日の第2戦で当たる世界1位のアイルランドにも強烈なインパクトを与えられる。

 前回大会の南ア戦では3点差の最終盤にスクラム選択し、結果的にWTBヘスケスの逆転トライにつながった。時は流れ、人も流れたが、スクラムはさらに強くなった。誰もが「シンさん」と頼りにする番頭とともに築き上げた傑作を披露する時がやってくる。

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