大迫傑 入院中の子どもたちと交流「体を動かすことの楽しさを伝えたい」

[ 2019年9月18日 18:37 ]

入院中のこどもたちに歩き方をレクチャーする大迫(中央)
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 マニュライフ生命保険株式会社が協賛する入院治療中の子どもを対象としたスポーツイベントが神奈川県内の病院で行われ、男子マラソン日本記録保持者の大迫傑(28=ナイキ)が登場した。小学1年から中学2年までの6人の子どもたちが参加し、大迫はきれいな姿勢で歩くコツをレクチャー。最後には院内の廊下で教えられた歩き方を実践し、大迫とともに用意されたゴールテープを切った。

 自らランニングクリニックなどを実施し、積極的に指導や育成に携わっているが、今回のように入院中の子どもたちに教えるのは「なかなか機会がなかった」という。2児の父でもあり「娘と同じ年代の子どもたちに何かしてあげたいし、陸上や体を動かすことの楽しさを伝えていきたい」。さらに今回のイベントに参加することで「覚えてもらって、自分が頑張ることで彼ら(入院中のこどもたち)の力になれるかな、と思うし、それがモチベーションに繋がる」と語った。

 マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で3位となり、東京五輪代表内定を逃してから3日。「まだ終わりではないし、最有力候補であることも変わりはない。気が抜けない半年になるが、僕がまた強くなるための糧になる」と意欲を見せた。

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