【東京パラ開幕まであと1年 注目選手紹介】競泳・木村 三度目の正直狙うアジア王者

[ 2019年8月25日 10:30 ]

3度目のパラリンピックで初の金メダルを狙う競泳の木村

 史上初めて、同一都市で2度目の開催となるパラリンピック東京大会の開幕まで、ちょうど1年。今秋には水泳、陸上の世界選手権などで代表が続々と決まる。パラスポーツを中心に取材活動を続けるフリーライターの斎藤寿子さんに、東京へ向け注目すべきアスリートたちを紹介してもらった。

 9月にロンドンで行われるパラ水泳の世界選手権優勝者は、来年の東京パラ出場が内定する。最も可能性が高いのは、全盲クラスの木村敬一(28)だ。今年の世界ランキング(8月20日時点)では、100メートルのバタフライと平泳ぎで1位。50メートル自由形と200メートル個人メドレーでは2位につけている。

 昨年4月からは練習拠点を米国に移し、最大のライバルであるブラッドリー・スナイダーのコーチから指導を受けている。これまでとは異なる環境に身を置くことで刺激を受け、気持ちにスイッチを入れることが最大の目的だった。

 その選択は間違ってはいなかったことを証明したのが、今年3月の世界選手権代表選考会。100メートルバタフライで1分1秒17のアジア新記録を樹立した。

 ロンドン、リオとパラリンピック2大会で合計6個のメダルを獲得したが、金メダルには届かなかった。“三度目の正直”となる東京では、センターポールに日の丸を掲げる。

 ◆木村 敬一(きむら・けいいち)1990年(平2)9月11日生まれ、滋賀県出身の28歳。15年世界選手権では100メートルバタフライと100メートル平泳ぎで2冠を達成。しかし、翌年のリオでは金メダルには届かなかった。18年4月から米国に拠点を移し、語学学校に通いながら練習に励んでいる。東京ガス所属。

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