【東京パラ開幕まであと1年 注目選手紹介】車いすバスケ・香西 3年前の雪辱狙う真のエース

[ 2019年8月25日 10:30 ]

リオパラリンピック1次リーグは3連敗。3年前の雪辱を狙う車いすバスケット日本代表の香西
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 史上初めて、同一都市で2度目の開催となるパラリンピック東京大会の開幕まで、ちょうど1年。今秋には水泳、陸上の世界選手権などで代表が続々と決まる。パラスポーツを中心に取材活動を続けるフリーライターの斎藤寿子さんに、東京へ向け注目すべきアスリートたちを紹介してもらった。

 美しい弧を描く3P、鮮やかに相手を抜くドライブ、味方を生かすアシストプレーにもたけ、高いチェアスキルによる守備も光る。そんなマルチな才能を持つ香西宏昭(31)は、車いすバスケでは日本人唯一のプロ選手だ。

 香西にとって、今も決して忘れられないのが3年前、リオパラリンピック。1次リーグで3連敗を喫し、決勝トーナメント進出の道が途絶えた時、責任は自分にあると強く感じた。「誰よりも自分が変わらなければ」。そう思って過ごしてきた3年間、一日も無駄にすることなく努力し続けてきた。それが今、開花の時を迎えつつある。

 6シーズン目を迎えたドイツリーグ、シーズン最終戦ではFG成功率66%、2Pに限っては77%という驚異的な数字を叩き出し、チーム最多の23得点を挙げた。

 東京では史上初のメダル獲得を目指す男子日本代表。その先頭に立ち、今度こそチームを勝利に導く“真のエース”としての責任を全うするつもりだ。

 ◆香西 宏昭(こうざい・ひろあき)1988年(昭63)7月14日生まれ、千葉県出身の31歳。米イリノイ大では全米大学選手権で優勝。4年時にはシーズンMVPに輝く。卒業後はプロとして6シーズン、ドイツでプレー。パラリンピックには北京、ロンドン、リオと3大会連続で出場している。

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