【東京パラ開幕まであと1年 注目選手紹介】車いすラグビー・橋本 初の金へカギ握る現役高校生

[ 2019年8月25日 10:30 ]

チームを金メダルに導くような活躍を見せたい車いすラグビー現役高校生代表の橋本(手前)
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 史上初めて、同一都市で2度目の開催となるパラリンピック東京大会の開幕まで、ちょうど1年。今秋には水泳、陸上の世界選手権などで代表が続々と決まる。パラスポーツを中心に取材活動を続けるフリーライターの斎藤寿子さんに、東京へ向け注目すべきアスリートたちを紹介してもらった。

 16年リオパラリンピックで初めての表彰台となる銅メダルを獲得し、昨年世界選手権では初優勝。現在、世界ランキング3位につける車いすラグビー日本代表は来年の東京では金メダルの有力候補だ。

 その日本代表に、次世代を担う新星として台頭してきたのが現役高校生の橋本勝也(17)だ。表情にはまだあどけなさが残るが、高校生とは思えないほど冷静に自己分析するところに、クレバーさが漂う。

 同じハイポインター(障がいの少ない)にはキャプテンの池透暢をはじめ、池崎大輔、島川慎一と、経験豊富なベテラン勢が3人いる。技術もパワーもまだ遠く及ばないが、橋本には伸びしろと吸収力という武器がある。

 昨年6月に国際大会デビューを果たし、8月には世界選手権で優勝メンバーの一人となった。今年10月、世界の8強が集結する「ワールドチャレンジカップ」のメンバーにも選ばれている。本番まであと1年。橋本の成長が、日本の底上げにつながるはずだ。

 ◆橋本 勝也(はしもと・かつや)2002年(平14)5月9日生まれ、福島県出身の17歳。中学2年の時に車いすラグビーに出合う。競技歴2年で昨年4月に日本代表合宿に初招集。6月のカナダカップで代表デビューし、8月の世界選手権では金メダルメンバーとなった。現在、福島・田村高2年生。

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