ラグビー代表網走合宿 異例ファン1000人集結、交流も

[ 2019年8月25日 05:30 ]

ラグビー日本代表網走合宿 練習を終え、ファンにサインするリーチ=中央(撮影・吉田 剛)
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 北海道網走市で強化合宿中のラグビー日本代表が24日に練習し、約1000人のファンが詰めかけた。関係者は「代表では今までにない」と目を丸くする異例の多さ。選手は練習後、ファンがつくった100メートル以上の花道をサインなどに応じながら通った。リーダー陣の1人、CTB中村亮土(28=サントリー)は「幸せなことです。東京でもこんなに集まったことがない。それが網走で」と声を弾ませた。

 期待と重圧は表裏一体。てんびんが「重圧」に傾かないように、メンタルコーチの指導で「期待を背負うのではなく、国全体がワンチームと考え、それを僕らが表現するだけ」と意識付けているという。ファンも仲間。ともに戦う意識がこの3戦の好結果につながっている。

 午後は地元小学生と交流。観客との距離の近さもラガーマンの魅力の一つだ。くしくも、8月24日は「ラグビーの日」。1823年のこの日に、エリス少年がボールを抱えて走ったとされる。記念日にふさわしい熱気だった。

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