一二三&詩 2年連続“阿部ック”Vだ、ピーク合わせ充実

[ 2019年8月25日 05:30 ]

世界柔道へ調整する男子66キロ級の阿部(右)
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 柔道の世界選手権は、25日に東京都千代田区の日本武道館で開幕する。来年に東京五輪が控える中での9年ぶりの日本開催を前に、男女日本代表は東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を公開。2年連続で兄妹制覇を狙う男子66キロ級の阿部一二三(22)、女子52キロ級の詩(19=ともに日体大)も順調な調整ぶりを披露した。

 日本勢史上初の世界選手権きょうだい同日優勝から約11カ月。ここまで紆余(うよ)曲折があった2人だが、出番となる26日に向けてしっかりとピークを合わせてきた。ともに試合前々日とは思えないほど、ウオームアップから乱取りまで、質も量も充実そのもの。一二三が「3連覇はいける」と言い切れば、詩も「阿部詩らしい柔道をしたい」と力強く宣言した。

 一二三は昨年の大会で2連覇達成後は3大会連続でV逸中。6月には左足首付近のじん帯を損傷し、3度目の出場で初めて丸山城志郎(ミキハウス)との同時出場と、これまでにはない逆風が吹く。だが逆境を乗り越えなければ夢の東京五輪は見えない。「この1年間の経験を生かせたらいい」と闘志をみなぎらせた。

 2月に左肩を痛めた詩は5月の国際大会でオール一本勝ち。この1年間を「兄妹として(世間に)知ってもらえた1年」と振り返った上で、「もっと兄との存在を周りに広めたい」と2年連続兄妹Vでさらに名を広めるつもりだ。

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