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沙羅、復調気配の大ジャンプ!ルンビに肉薄「最後に1位を」

[ 2018年2月9日 05:30 ]

平昌冬季五輪   ノルディックスキー・ジャンプ女子 ( 2018年2月12日 )

公式練習を終え、笑顔で引き揚げる高梨沙羅
Photo By スポニチ

 ノルディックスキー・ジャンプ女子の公式練習が8日、アルペンシア・ジャンプセンター(ヒルサイズ=HS109メートル)で行われ、高梨沙羅(21=クラレ)ら出場選手が初練習を行った。高梨は3回の公式練習で、2回目、3回目と全体2位の得点を残して上々の初飛び。3回目は飛距離ではトップとなる106メートルをマークした。3回とも1位のマーレン・ルンビ(23=ノルウェー)の壁は高いが期待を抱かせる滑り出しとなった。競技は12日の21時50分から行われる。

 人間も第一印象は意外と大事。高梨もジャンプ台との「ファーストコンタクト」を大事にしてきた。以前に飛んだことのある台でも毎回感触は変わる。だからこそ大会最初の練習でうまく飛べるかどうか。つまりこの日が金メダルへの鍵を握る第一歩だった。

 現時点で最後の優勝となった昨年2月のW杯以来となる平昌でのジャンプ。「とりあえずいいスタートが切れて安心」と3回飛び終えて自然な笑みが浮かんだ。「1本目は少しスタートが引っかかった。2本目、3本目はうまく修正して、少しずつ合わせられている」。飛型点のない公式練習で1回目は4位、2回目と3回目は2位。飛ぶごとに距離を伸ばした。

 今季は十分な本数が飛べないままシーズンを迎え、歯車のかみ合わない状態が続いてきた。五輪直前合宿を行ったスロベニアのプラニツァでは10本以上本数を重ねて「やりたいことができた。課題も克服できた」と充実の準備を積むことができた。その成果が徐々に形になりつつある。

 もちろん現状で十分ではない。公式練習3回ともトップのルンビは相変わらずの存在感。ただし2回目は高梨が50センチ及ばず、3回目は50センチ上回った。僅差の戦いになればプレッシャーをかけられる。「いよいよ始まったという気持ち。緊張感も少しあるけど目指しているのは金メダル。挑む気持ちで、最後に1位を勝ち取れるように高めていきたい」。公式練習はあと2回。上々の第一印象から、ここからはグッと関係を深めていく。それが金メダルへとつながる。

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