宇野 大舞台にのまれずただ一人100点台 初五輪は「全日本選手権の方が緊張した」

[ 2018年2月9日 11:45 ]

平昌冬季五輪 フィギュアスケート団体・男子SP ( 2018年2月9日 )

<平昌五輪フィギュアスケート団体>キスアンドクライで笑顔の(前列左から)宇野昌磨、樋口コーチ(後列左から)村元哉中、宮原知子、クリス・リード(撮影・小海途 良幹)
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 初の五輪舞台で、宇野が出場10人の中でただ一人100点台となる103・25点をマークした。初の五輪舞台、最終滑走と、緊張の舞台となるかと思いきや「五輪という特別な感情はなく、全日本選手権の方が緊張した」と冷静。「自分の演技ができました」と話すように、演技の最後は笑顔で締めくくった。

 個人でメダルを争うライバルたちが、ジャンプで転倒するなどミスを連発。宇野は冒頭の4回転フリップは着氷が乱れたが、演技後半の4回転−3回転の連続トーループ、3回転半は成功。「最初のジャンプは失敗したけど、これだけ点数出たことは練習の成果だと思う」と振り返ると「ジャンプで回って転倒しなかったことが重要だった」と胸を張った。

 団体戦のトップバッターとしてチームに勢いをつけ、16日から始まる個人種目へも弾みをつけた。「個人戦ではきょうできなかったこともあるので、もっと強い気持ちで臨みたいです」と言い切った。

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