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吉田沙保里 父・栄勝さんのことは「どうかしてるなと 大っ嫌いでした」

[ 2018年2月9日 16:55 ]

映画「ダンガルきっと、つよくなる」応援団結成イベントに登場した(左から)日本レスリング協会の栄和人強化本、吉田沙保里、土性沙羅、川井梨紗子
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 女子レスリングの吉田沙保里(35=至学館大職)が9日、都内のホテルで行われた映画「ダンガルきっと、つよくなる」(4月6日公開)応援団結成イベントに日本レスリング協会の栄和人強化本部長(57)、土性沙羅(23=東新住建)、川井梨紗子(23=ジャパンビバレッジ)とともに出席。14年に他界した父・栄勝さん(享年61)との自身のレスリング人生と重ね、「泣けました」と話した。

 実話をもとに、父の指導のもと、姉妹がレスリングでチャンピオンを目指す作品。吉田も自身の生い立ちと重ね、「小さい時からのレスリング人生に重なって、泣けました。私も3歳から父のもと、家の中に道場があって、逃げられなかった。365日お盆と正月しか休みがなくて、父が言うことは絶対だった。自分の父と似てるなと、共感する部分がある。小さい頃はやめたくてしょうがなかったけど、言えなかった。そういう部分も似てましたね」としみじみ。

 栄勝さんとの思い出を聞かれ、「骨折して手術してもそれでも試合に出ろ!と言われた時は鬼かと思った。どうかしてるなと思った、お父さんでしたけど。本当に大っ嫌いでした。(栄)監督も大っ嫌いでした」とぶっちゃけ笑わせた。

 栄氏とともに、栄勝さんも厳しい父として知られていたが、吉田は2人に指導について「厳しさが違う。監督は結構しつこい。お父さんはその時は厳しいけど、後はあっさり。そこは違う。勝たせたいという思い、愛情は一緒ですね」。栄氏については、土性も「ねちっこいというか、しつこい」、川井も「厳しくてしつこくて良い方」と同意し、栄氏を苦笑させた。吉田は劇中に登場する姉妹ギータ、バビータの両選手と対戦した経験がある。「顔も戦ったことも覚えているので、どういう映画なのかなと思ったけど、そういうふうに育ってきたんだなと。よく考えたら自分も同じだなって部分も大きかった。凄く感動しました」と笑顔。「(自分を描いた映画も)作っていただだけたら嬉しい。大変だろうなと思うけど、知ってもらうことが凄く重要。こういう苦しいことをして、ここまで耐えてきたんだと思ってもらえたら嬉しいです」と意欲を見せ、沸かせた。

 映画は全世界興行収入340億円を突破し、インド映画の世界興収ナンバーワンを記録したヒューマンドラマで、実話をもとに、レスリングを愛する熱血パパとその娘たちの壮大な逆転劇。吉田は「あそこまで技を掛けられるのは凄いなと。やっていたんじゃないかというレベルにまでいっていた。女性でなかなかああいう大技はできない」と白熱のレスリングシーンにも太鼓判を押した。

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