リオ五輪組織委員長 水中ウイルス検査実施へ、深刻汚染で方針転換

[ 2015年9月2日 15:44 ]

8月に行われたリオ五輪の遠泳テストイベントの模様(AP)

 リオデジャネイロ五輪組織委員会のカルロス・ヌズマン委員長(73)は1日、これまで実施しないとしてきた五輪のボート会場などにおける水中のウイルス検査に関して方針を転換。AP通信の取材に応えて滞在先のロンドンで語ったもので、「一番大切なことは選手の健康だ」として年末までにウイルス検査を行うことを確約した。

 対象にする病原性ウイルスや検査、分析方法については目下検討中。同委員会と国際オリンピック委員会(IOC)はこれまで従来から行っているバクテリアの検査以外に水質検査はしないと言明していた。

 リオデジャネイロ五輪で使用される競技会場の水質についてはすでにAP通信が独自の検査を実施。ボート会場となるロドリゴ・デ・フレイタス潟湖(ラグーン)は「スプーン3杯の水で99%の人間が病原性ウイルスに感染する」という結果が公表されていた。

 8月に実施したセーリングの五輪テスト・イベント(グアナバラ湾)に参加したドイツの選手は抗生物質が効かない耐性菌に感染。IOCは依然として動きを見せていないが、少なくとも組織委員会は競技団体や選手の“苦情”を受けて、ようやく重い腰を上げることになった。

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