小学生がパラリンピック競泳に挑戦、アスリートと交流も

[ 2015年9月2日 17:03 ]

ゴーグルをつけてブラインド体験する子どもたち

 来年のリオ・パラリンピック男子競泳日本代表の木村敬一(東京ガス)、山田拓朗(NTTドコモ)の2選手が2日、東京・江東区の豊洲西小で行われた「ジャパンパラ応援プロジェクト障がい者アスリート交流キャラバン」にゲストとして出演した。

 同イベントは日本障がい者スポーツ協会が主催し、子どもたちに障がい者スポーツの魅力を体感してもらい、心のバリアフリーを促進するのと「IPC公認2015ジャパンパラ水泳競技大会」(5、6日 東京辰巳国際水泳場)開催の一環として行われた。

 先月、英国・グラスゴーで行われた障がい者による競泳の世界選手権で、男子100メートル平泳ぎ(視覚障害S11)で金メダルを獲得した木村選手、男子50メートル自由形(運動機能障害S9)で銀メダルを獲得した山田選手は冒頭、全校集会で子どもたちを前に自身が水泳を始めたきっかけやリオ・パラリンピックへの意気込みなどを話した。その後、5、6年生約50人を対象に模範泳法の披露や、実際にゴーグルをつけて泳ぐブラインド体験、視覚障がい者の水泳でゴールやターンを選手に合図するタッピングの体験プログラムを行った。

 木村選手は「自分は生まれつき目が見えませんでしたが、多くの良き仲間に支えられ助けられました。みんなも5年後、東京でオリンピック・パラリンピックが行われますが、いろんな人に関わってもらえたらうれしいです」と話す。一方、山田選手も「自分も生まれた時から片腕がありませんでした。でも、鉄棒も縄跳びも練習して何でもできるようになりました。練習すればできることはあります。まずはいろんなことにチャレンジしてみてください」と自身の体験を踏まえて激励した。

 イベント終了後に子どもたちからは「初めて間近で目の不自由な人が泳ぐ姿を見ましたが凄いなぁと思いました」(小6、持原ありささん)、「木村選手、山田選手の話を聞いて勇気をもらいました。これからの水泳の練習をもっと頑張ろうと思いました」(小5、後藤桜彩さん)と笑顔で話していた。

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