組織委・武藤事務総長「1カ所に責任あると思わない」

[ 2015年9月2日 05:30 ]

会見する武藤俊郎・東京2020組織委員会専務理事・事務局長

東京五輪エンブレム白紙撤回

 【組織委・武藤敏郎事務総長との一問一答】

 ――スポンサーへのダメージは?

 「今日のことなので全く把握していない。(スポンサーとしての)権利が無くなったわけではないので話し合っていく」

 ――問題をここまで長引かせたことについて。

 「リエージュのロゴとは明らかに違うという確信を持っていた。事態が動いたのは原案を公開した28日のこと。これに関しては、直ちに行動を起こして、取り下げた」

 ――組織委員会としての責任は。

 「国民の皆様に理解されるようなエンブレムを選ぶ責任がある。今は新しいエンブレムの作製にまい進する」

 ――原案の段階で類似のものを検証しなかったのか。

 「商標登録されたものは確認する。登録されていないものを100%確認することはできない」

 ――組織委員会の対応については。

 「コンセプトが全く違うものとして原案を公開した。公開が遅れたのは訴訟戦略上のもの。エンブレムのオリジナリティーを伝えられると思っていた」

 ――佐野氏は模倣を認めているのか。

 「佐野さんは模倣を認めたから取り下げたわけではない。展開例に関しては画像の流用を認め、原作者にアプローチしている。審査委によると、(展開例の画像流用のケースは)非公開の場ではよくある話だが、公表するなら対応すべきだった。(佐野氏は)それを怠ったのはミスだったと認めている」

 ――佐野氏はどんな様子だったのか。

 「五輪に関わるのが夢だったが、こうも批判が出たことが取り下げるべきという思いを強くしたと言っていた」

 ――結局責任の所在はどこなのか。

 「分解して1カ所に責任があるとは思っていない」

 ――新しいエンブレムの時間制限は。

 「できるだけ早く。いつまでとは決まっていない」

 ――次の公募にも受賞歴など条件がつくのか。

 「これから考える。できるだけオープンな選考にしたい」

 ――組織委員会の運営費用は税金なのか。

 「スポンサー料。税金が使われたことはない」 

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