高梨沙羅らが公式練習「タイミングを取るのが難しい」

[ 2012年12月7日 22:07 ]

公式練習で調整する高梨沙羅

 ソチ冬季五輪テスト大会を兼ねたノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは8日に始まる。ソチでのW杯開催は初めてで、2日間で男女の個人2戦ずつを行う。7日は女子個人第2戦の公式練習などを実施し、第1戦を制した16歳の高梨沙羅(グレースマウンテン・インターナショナル)らが感触を確かめた。

 3回目の途中で風が不安定なために打ち切られ、高梨は1回目86メートル、2回目は最長の97・5メートルを飛んだ。

 他に渡瀬あゆみ(サッポロスキッド)伊藤有希(北海道・下川商高)葛西賀子(日本空調)山田優梨菜(長野・白馬高)平山友梨香(北翔大ク)が参加した。女子は出場選手が50人に満たず、予選を行わない。

 男子個人第4戦の予選は葛西紀明(土屋ホーム)らが出場。個人総合10位以内の竹内択(北野建設)は予選免除となった。

 ▼高梨沙羅の話 踏み切りのタイミングを取るのが難しい。飛んだことがないような台。

 ▼渡瀬あゆみの話 大体こんな感じというのはつかめた。風が一定じゃないからラッキーとアンラッキーがかなりある。

 ▼平山友梨香の話 飛びやすい台だと思う。ただ風によって違うなと感じた。助走と踏み切りのタイミングに気を付けていきたい。

 ▼山田優梨菜の話 3回目はいいジャンプではなかったけど自分は嫌いな台じゃない。自分のジャンプができれば成績はついてくる。

 ▼葛西賀子の話 1、2回目はどうしようもないジャンプだったけど3回目で兆しが見えた。タイミングが遅れないように気を付けたい。 (共同)

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2012年12月7日のニュース