トヨタ自動車V4必ず 渡辺主将「何をすべきか分かっている」

[ 2012年12月7日 06:00 ]

<第45回日本女子ソフトボールリーグ表彰式>各賞を受賞した選手たち

 平成24年度第45回日本女子ソフトボールリーグ(スポーツニッポン新聞社後援)の個人表彰式が6日、大阪市内で行われ、3年連続優勝のトヨタ自動車から主将の渡辺華月らが出席。4連覇を誓い合った。来季は4月20日にナゴヤドームで開幕する。

 トヨタ自動車・福田監督の頭は既に4連覇が懸かる来季に向いていた。周囲から祝福されても表情は変えず「チームの中心だった藤野が引退。4番打者が抜けた穴をどのようにして埋めるか頭を痛めている」と話した。指揮官の支えは4年連続して決勝トーナメントに進出した経験だ。渡辺も「勝つためには何をすべきかよく分かっている。どんな場面でも冷静にプレーできるようになった。それがトヨタの強みだ」と強調した。

 ≪上野、最多勝利投手賞も13勝では…≫13勝3敗でアボットとともに最多勝利投手賞に輝いたルネサスエレクトロニクス高崎の上野は「私の中では最多勝といえば15勝以上なんですけど」と苦笑い。タイトルにはこだわりなく、トヨタ自動車の3連覇を阻むことを目標にしていただけに「来季こそは何とかして勝ちたい。みんなと力を合わせて最後には笑いたい」とリベンジを誓った。

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2012年12月7日のニュース