明子「怖いものはない」とシーズンベストの3位発進

[ 2012年12月7日 21:29 ]

鈴木明子のSPの演技
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フィギュアスケート GPファイナル

(12月7日 ロシア・ソチ)
 鈴木明子が、冒頭の連続3回転などジャンプをきっちり決め、今季出遅れが続いていたショートプログラムでシーズンベストの65・00点を出し、3位発進した。今季のGPシリーズ2戦では、3回転ルッツで踏み切り違反を取られたため、今回はフリップに変更したことも効を奏したか、映画「キル・ビル」のテーマに乗ってのびのびとした演技を見せた。

 「ようやくジャンプが全部入ったのでよかったです。今季はミスをたくさんしてきたので、怖いものはない、と思い切りやった」と鈴木。だが、スピンでよろけて減点されたことで「悔やまれる」と残念そうな表情を見せた。

 それでも首位の浅田とは1・96点差。得意のフリーで、昨年の2位を上回る逆転Vも十分に狙える。「フリーでは思い切ってやるだけ」と目に力を込めていた。

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