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【鈴木啓太の視点】田中、遠藤、守田の3人の組み合わせにしてからチーム全体の守備が安定

[ 2022年3月24日 21:47 ]

カタールW杯アジア最終予選B組   日本2―0オーストラリア ( 2022年3月24日    シドニー )

<日本・オーストラリア>W杯出場を喜ぶ森保監督(左)と吉田(中央)=撮影・小海途 良幹
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 日本はDF酒井と冨安が欠場したため、山根と板倉を起用したが、守備は安定していた。前半こそ日本が攻めてボールを奪われた後に、長友が攻撃参加して空いたスペースをフルスティッチに狙われてピンチをつくられたが、ハーフタイムに修正していた。

 最終ラインだけでなく、前線の伊東や浅野、南野がよく守備をしていたし、特に中盤の3人が機能していた。田中、遠藤、守田の3人の組み合わせにしてからはチーム全体の守備が安定したし、これがW杯予選で5試合連続無失点につながったと思う。

 W杯本大会は11月なので、欧州組は夏のシーズンオフを挟む。一度、区切りになるので、まずはコンディションを整えることが重要。自チームでポジションを確保し、試合に出ることが一番ということになる。Jリーグ組はシーズン終盤でコンディションは上がっている。ここの調整が重要になると思う。(元日本代表MF)

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