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J1神戸リュイス新監督が就任会見「ベストバージョンを引き出したい」 15歳から指揮官と指導者経験豊富

[ 2022年3月24日 16:27 ]

 ヴィッセル神戸は24日、リュイス・プラナグマ・ラモス新監督(41)の就任会見をオンラインで実施。

 新指揮官は「このクラブにはすばらしい選手、スタッフが揃っていることは間違いない。クラブのベストバージョンを引き出したい」と意気込んだ。

 J1リーグ戦で開幕から7戦未勝利とクラブワースト記録を更新中だが「神戸の街に住む人々は、大きな困難を経験して立ち直ってきた」と阪神大震災に触れ「神戸もこのクラブも復興の歴史を切っても切り離せない。ファンに見せなければいけないのは情熱、やる気、試合を戦っていく姿勢。ファンを喜ばせる使命がある」と力強く語った。

 クラブは暫定的な就任と発表したが「自分としては1日目から努力をして勝てるチームをつくっていくこと。それだけに集中する。暫定かどうかはあまり考えていない。ヴィッセル神戸の監督は自分であり、勝てるための努力をしないと」ときっぱり。

 リュイス監督は41歳ながら「自分は15歳から監督をしてきている」と指導者としての経験は豊富で、19歳だった1999年にスペイン・エスパニョールのユースで監督に就任するなど、20年以上にわたってサッカーに仕事として携わってきた。

 初陣となる4月2日の京都戦に向け「大きな野心とワクワク感を持って試合に挑みたい。チームに伝えたいことは素晴らしいチームなので、自分たちにはこの試合に勝つだけの選手が揃っている。必ず勝てると確信している」と意欲十分。

 「アジアNo1」を目指す神戸が新指揮官のもと、再出発する。

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2022年3月24日のニュース