長友佑都、唇震わせて「本当にホッとしてます」自身4度目W杯へ「より一層、個人的には厳しくなる」

カタールW杯アジア最終予選B組   日本2―0オーストラリア （ 2022年3月24日    シドニー ）

＜オーストラリア・日本＞ボールを奪いに行く長友（AP）
Photo By ＡＰ

　男子サッカー日本代表は24日、2022年カタールW杯アジア最終予選の敵地オーストラリア戦に2―0で勝利。0―0の後半39分から途中出場したMF三笘薫（24＝サンジロワーズ）が2得点と大活躍。チームはB組2位以上が確定し、7大会連続7回目のW杯出場が決定した。

　自身4度目のW杯出場を決めた長友佑都は「素直にうれしいのと、ホッとしてます。3戦2敗から始まって、絶体絶命の場所から一丸となってはい上がってきた。本当にホッとしてます」と唇を震わせ、涙をこらえながら言葉を紡いだ。また「日本がワールドカップに行けないなんてありえない。絶対にワールドカップへの道を繋ぐと、その信念、覚悟のもと戦ってこれたことをうれしく思います」と語った。

　東京のスタジオでゲスト解説していた内田篤人氏と繋がると笑顔を見せた。内田氏から日本で観戦しているファンやサポーターへの思いを聞かれると3戦2敗からのスタートに「批判もたくさん受けましたけど」としつつ「多くの人に応援してもらって、支えてきてもらったので、今の自分たちがあるので心から感謝したい」と感謝した。

　現在の日本代表で心掛けていることを聞かれ「一生懸命、目の前の練習と試合に100％で臨むことだけ。自分は年齢的にも、もうダメなら日本代表から外されますし、そういう立場ですし、一戦一戦、一つの一日一日の練習から集中して入ってました」と明かした。

　4度目のW杯へ「ここからがより一層、個人的には厳しくなる。いい若手、いい選手もたくさんいますし。Jリーグからプレーを見せていかないと僕は残っていけない。ここから本当により一層厳しくなるなと個人的には感じている」と本大会へ気を引き締めた。