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日本代表MF遠藤が本大会を見据える「いい形でW杯出場を決められたが、ここからがスタート」

[ 2022年3月24日 21:13 ]

カタールW杯アジア最終予選B組   日本2―0オーストラリア ( 2022年3月24日    シドニー )

<日本・オーストラリア>W杯を決め喜ぶ森保監督(左)と日本代表イレブン(撮影・小海途 良幹)
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 男子サッカー日本代表は24日、2022年カタールW杯アジア最終予選の敵地オーストラリア戦に2―0で勝利した。0―0の後半39分から途中出場したMF三笘薫(24=サンジロワーズ)が2得点と大活躍。チームはB組2位以上が確定し、7大会連続7回目のW杯出場が決定した。

 MF遠藤航(29=シュツットガルト)は「まずW杯出場を決められて良かった。相手は勝たないといけない状況なので、予想どおりというか、厳しい戦いになるのは分かっていた。自分たちも相手の勢いに飲まれないことを意識して、特に最初に球際で強くいったりとか、そこらへんはチームとしてやれていた」と話した。

 また、「入りは良かったなという感覚があある。今日は(FW浅野)拓磨が先発だったので意識的に(相手守備陣の)裏を狙った。守備のところでは強くいけていたと思うし、前半は中盤でボールを動かしながらやれていた」とし、「後半はどっちかというと失点をしないようなポジショニングを自分も取ってしまったので押し込まれるシーンは長かったが、しっかり我慢して最後2点取れて良かった」と振り返った。

 ここから、本大会に向けた新たな戦いが始まる。遠藤は「チームとしてはいい形でW杯出場を決められたが、ここからがスタートだと思う」と強調。より上位を目指すためにも「まずは最後1試合を戦って、一人一人が所属クラブでいい準備をする。W杯はさらに厳しい戦いになるのは分かっているので、そこに向けた準備をチームとしても個人としてもやっていければ」と言葉に力を込めた。

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