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大岩U―21 白星船出、U―23クロアチア撃破 途中出場の小田がV弾

[ 2022年3月24日 05:30 ]

U-21日本代表の大岩剛監督
Photo By スポニチ

 2024年パリ五輪を目指すU―21日本代表は23日、ドバイ杯U―23(UAE)の初戦でU―23クロアチア代表と対戦し、1―0で勝利した。昨年12月に就任した大岩剛監督(49)の初陣を白星で飾った。後半途中出場したFW小田裕太郎(20=神戸)が同36分に右足で決勝点を決めた。26日の第2戦ではU―23カタール代表と当たる。

 24年パリ五輪へ、U―21日本代表は記念すべき船出を勝利で彩った。後半36分、途中出場のFW小田が絶妙な動きだしから決勝弾。「(MF荒木)遼太郎にボールが渡ったら裏に抜けようという意識があった」。トラップしながら相手GKをかわし、最後は右足でゴールに流し込んだ。

 前半から相手を押し込み、同18分にはペナルティーエリア内からFW鈴木唯が右足でシュート。4分後は10番を背負うMF斉藤のクロスにFW藤尾が合わせた。後半も攻勢は続く。同15分にMF藤田の強烈なミドル。ピッチ内を制圧し、攻守で相手を圧倒した。

 大岩監督の求める“タフさ”と“適応力”を表現した。全員がそろっての練習は試合前日のみ。後半42分にはゴールを決めた小田が負傷でピッチの外へ出た。交代枠は使い切っていたが、残りのメンバーが最後まで走りきって完封勝利。指揮官は「過酷な気候の中で考えたプレーをしてくれた」と充実の表情を見せた。

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2022年3月24日のニュース