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パラ運営に公的資金拠出 リオ市と政府で83億円超

[ 2016年8月19日 12:48 ]

 ブラジルのテメル大統領代行(副大統領)とリオデジャネイロのパエス市長は18日、入場券販売不振やスポンサー不足で財政難のリオデジャネイロ・パラリンピック(9月7日開幕)の運営に、公的資金を拠出することを決めた。グロボ紙(電子版)が報じた。

 拠出額は総運営費の4分の1に相当する2億7千万レアル(約83億7千万円)となる。リオ市が1億5千万レアルを負担するが、行政機関が選挙年に財産などを無償で分配することを禁じる公職選挙法に抵触する問題をクリアする必要がある。

 残りの1億2千万レアルは連邦政府が即座に拠出し、各国・地域の参加選手の渡航費援助などに充てる。(共同)

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2016年8月19日のニュース