吉田敗戦にレスリング界に動揺 福田会長、声うわずらせ「衝撃的だ」

[ 2016年8月19日 10:12 ]

リオデジャネイロ五輪 レスリング女子53キロ級

 レスリング女子53キロ級で五輪4連覇を目指した吉田沙保里が決勝で思わぬ敗北を喫し、日本レスリング協会関係者に衝撃が走った。会場で観戦した福田富昭会長は「積極的でなく、初めて彼女のああいう試合を目の当たりにして戸惑っている。衝撃的だ。何かあったのでは」と声をうわずらせた。

 世界で絶対的な強さを誇ると同時に、明るい性格で女子レスリングの普及に尽力してきた。「ずっと引っ張ってきてくれた。偉大な選手だ」とねぎらう一方「指導者として経験を生かしてもらいたい」と去就を口走るほどの動揺ぶりだった。

 吉田の大学時代から15年以上も二人三脚で歩んできた日本協会強化本部長の栄和人チームリーダーは落胆の色が濃い。「金メダルを取ったら引退だ、と思っていた」と明かした。この日は初戦から「最後だな、と2人でずっと言っていた」という。まさかの敗戦を受け、今後について「東京五輪を目指してもいいし、楽にさせてあげたいとも思う。まずはお疲れさまと言いたい」と親心をのぞかせた。

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