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川井梨紗子 今後は“打倒・伊調” 63キロ級選択は「監督様々です」

<女子レスリング・63キロ級>スタンドに向かって金メダルを披露する川井

 レスリング女子63キロ級決勝が行われ、川井梨紗子(21=至学館大)がマリア・ママシュク(23=ベラルーシ)を破り、初出場の五輪で見事に金メダルを獲得した。決勝では第1ピリオドで2ポイントを先取すると第2ピリオドも攻め続け、6―0とリードを広げて勝利をつかみ取った。

 元々は58キロ級で伊調に次ぐ2番手で、何度も壁にはね返されてきた。14年の全日本選手権で伊調に敗れた後、至学館大の栄和人監督から63キロ級での五輪挑戦を持ちかけられた。一度は断ったが、15年の初練習で登坂に説得されて心が動いた。昨夏の世界選手権代表を選ぶ6月の全日本選抜選手権で決断。“伊調超え”の思いを封印して臨んだ五輪だった。

【一問一答】

――金メダルを獲って
重いです。

――完勝だった?
どうですかね、自分のレスリングをしようと。冷静に熱く大胆に、コーチに言われてずっとそれを考えて。攻めるところは攻める、取るところはしっかり取ると考えていたので。

――直前に吉田が負けた。気持ちの部分でどうだったか
びっくりしたのが一番ですし、何があるのかわからないというのが決勝直前でわかって。でもその中でも金メダル獲りたいというと気持ちはぶらさないようにしていたので。切り替えできたかなと。

――お母さんと抱き合って何を話した?
ありがとうございましただけです。みんなに。

――お母さんからは何を?
よくやったね、と。お父さんも初めて自分の試合のために来てくれたのでそれがうれしくて。来てくれたからいいところを見せたいと思っていて。家族みんながいるところで最高の舞台で、一番いい色のメダルを見せられたというのが一番うれしいです。

――63キロ級の選択を改めて思う?
監督様々です。うふふ。

――正解だった?
良かったです。

――監督投げるパフォーマンスは?
決勝前に監督に肩車して欲しいと言われて。前日の3人が獲って沙羅と絵莉さんがやっているから。自分は先に投げますと言って投げさせてもらいました。

――2回投げる予定だった?
最初は1回だったのが。もう1回いきます、って。勢いです。

――63キロ級を選択するときの迷いは?
今でも諦めたというか馨さんから逃げたと言われることもあって。それはそうじゃないのにな、でもそう見られても仕方ないのかなって思って。今でも思い出したら悔しい気持ちもありますけど。でもそれがあったからこその今があると思うと良かったのかなと思います。

――伊調にも勝ちたいけど、まずは五輪を取った?
そうですね。

――3人勝ったのを見てどう思った?
これで自分が獲れなかったらどうしようと思って。ちょっと不安になったんですけど。部屋に絵莉さんが帰ってきてメダル見せてもらって触ったときに、これ自分も欲しい、絶対欲しいと思って。そこからはプレッシャーとかなく、自分は自分で絶対獲りにいく、と。

――金メダル獲ってここが自分の階級だという気持ちに?
自分の階級でした。もう63キロ級は終わりです。

――きょうは何が良かった?
冷静にできたことかなと。準決勝で初めて両足タックルいけたのが良かったです。

――対戦してみて相手の重さは?
重さというより力が強いなと。

――伊調へのこだわりは捨てていない?
馨さんはあこがれでもありますし勝ちたい存在だし、それは58キロ級の頃から今も変わっていないです。

――また挑戦する?
はい、頑張ります。

――伊調さんに勝つのと金メダルどっちか選べと言われたら?
どっちも。馨さんに勝ってメダルがいい。どっちかというと選べないです。

――お母さんが立てなかった五輪の舞台
お母さんの分というのはもちろんですけど、お母さんだけじゃなくてその頃レスリングやっていた方は皆そういう思いをしていると思うので。そういう人たちの分も、と。

――そういう方々に五輪はどういう場だと伝える?
最高です、と。本当にいいところです。

――今回は通過点?
今回は63キロ級で終わって。また58キロ級に戻すつもりなので。1回ちょっと休んで、また東京に向けて。

――12月の全日本は?
出ます。

――自分の力の何%くらい出せた?
足の裏がつりそうなので100%だと思います。

――この瞬間で63キロ級は終わり?
終わりです。

――伊調が当分ゆっくりしたい、と。ただ引退するという言葉はなかった。58キロ級で対戦したい?
はい、その気持ちは昔から変わっていないです。

[ 2016年8月19日 10:12 ]

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