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水谷、中国選手の上を行く戦略転換、ひらめき 日本にとって大きな1勝

第2試合、相手のマッチポイントから5連続得点で大まくりし試合に勝利した水谷

 【松下浩二の目】銀メダルながらエースの水谷が中国から1試合を奪っての敗戦は、今後の日本にとって非常に大きなプラス材料になる。過去12戦全敗だった元世界1位(現3位)の許キンを破った水谷自身の中国コンプレックスも解消されるだろうし、水谷に続く選手にとっても“中国も絶対的存在ではない”という自信につながる。

 水谷には「5ゲームを使って勝てばいい」という考えがあったはずだ。だから2―0から追い付かれても、表情に焦りは見えなかった。第5ゲームで7―10と先にマッチポイントを握られた場面でも、競り合いで自分が得点できるパターンを熟知しており、5ポイント連取での逆転勝利につながった。技術は今大会シングルス金の馬龍やロンドン金の張継科の方が上かもしれないが、試合の組み立て方、試合中の戦略転換やひらめきは、今や水谷の方が上だろう。

 ダブルスの第3ゲームを9―7としたところで、私は金メダルを予感したが、そこから中国の底力を見せられた思いだ。金メダルを目指す20年東京五輪に向けては、水谷に続く選手の底上げが必須と言える。 (五輪4大会連続出場、97年世界選手権男子ダブルス銅メダリスト)

[ 2016年8月19日 08:52 ]

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