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丹羽2度目五輪「メダルを獲れてよかった」引退まだ先

[ 2016年8月19日 05:30 ]

世界1位の馬龍と対戦した丹羽(AP)

リオデジャネイロ五輪卓球男子団体決勝 日本1―3中国

(8月17日 リオ中央体育館)
 丹羽は21歳ながら2度目の出場の今回がラスト五輪になった可能性があったことを明かした。「今回メダルを獲らなければ、次の五輪は難しいと思っていた」。気持ちが続かないのが理由とみられるが、今回の快進撃でその思いも払しょく。

 「ヤフーのトップニュースに載っていた。結果を残すと注目される。世界選手権やワールドツアーと違うと思った。メダルを獲れて良かった」と喜びもひとしお。中国にはダブルスを含めて2敗したが、東京五輪に向けモチベーションが高まっている様子だった。

 ◆丹羽 孝希(にわ・こうき)1994年(平6)10月10日生まれ、北海道苫小牧市出身の21歳。7歳から卓球を始め、09年横浜世界選手権には男子史上最年少の14歳で出場した。10年ユース五輪で金メダルを獲得すると11年世界ジュニア選手権でも優勝。五輪は12年ロンドン大会から2大会連続出場。世界ランク22位。1メートル62、51キロ。利き手は左。

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2016年8月19日のニュース