【福島牝馬S展望】復調ムードのシンリョクカが狙い目 フィールシンパシーを侮ると危険

[ 2024年4月14日 19:27 ]

シンリョクカ

 春の福島開催は最終週を迎える。

 20日の土曜メインは芝1800メートルで行われる「第21回福島牝馬S」。一長一短なメンバー構成で人気すら読みにくいが、中心は中山牝馬S組。シンリョクカはその前走で3着と久々に馬券圏内に好走。インを器用に立ち回り、近走で試している好位での競馬が実を結びつつある。22年阪神JFでは後の牝馬3冠リバティアイランドから0秒4差の2着に頑張った素質馬。復調ムードが漂うここが狙い目か。

 中山牝馬S4着フィールシンパシーも侮れない。3走前のターコイズSで2着に好走しており、序盤から前で戦える脚質が福島コースにマッチしそうだ。同5着コスタボニータは牝馬限定重賞で3着が3回。安定感なら今メンバー随一だろう。

 別路線組では初富士S(1着)から挑むグランベルナデットを警戒。1分59秒2の勝ち時計が優秀だった。昨年はスルーセブンシーズが制した出世レースから初タイトルを目指す。

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