【豪・G1コックスプレート】リス豪快!悲願の海外G1初V

[ 2019年10月27日 05:30 ]

コックスプレートで優勝したリスグラシュー(共同)
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 JRAが馬券発売を行った豪G1「第99回コックスプレート」が26日(日本時間同日)、ムーニーバレー競馬場(芝2040メートル)で行われ、日本から参戦したリスグラシュー(牝5=矢作)が快勝。春の宝塚記念に続きG13勝目を飾った。同レースの日本調教馬Vは史上初の快挙となった。同じく日本から参戦したクルーガー(牡7=高野)は13着に敗れた。

 先週のメールドグラース(コーフィールドC)に続き、2週連続でレーン騎乗の日本馬が南半球のビッグタイトルを制圧だ。序盤は中団より後ろで運んだリスグラシュー。外からポジションを上げ、最終4角で前を射程圏に入れた。直線は先に抜け出した地元の軽量馬キャステルヴェキオを捉えるだけ。わずか173メートルの短い直線も脚色の違いは歴然。あっさりかわし1馬身半突き放した。

 殊勲のレーンは「いいスタートを切れたが、ペースが速かったので位置取りよりも折り合いに専念した。4角で外に出した時に素晴らしい脚だったので勝利を確信した」と笑顔。矢作師は「位置取り的に厳しいと思っていたので馬が強いとしかいいようがない。うれしすぎて涙も出ない」と喜んだ。2度挑戦した香港G1では2、3着に惜敗しており三度目の正直で海外G1制覇を達成。1着賞金に加え、宝塚記念とのダブル制覇ボーナスで計500万豪ドル(約3億7500万円)を獲得した。

 今後は香港国際競走にも登録しているが、矢作師は「絶対ではないが有馬記念(12月22日、中山)を目標と考えている」と話した。暮れのグランプリで凱旋Vとなれば、年度代表馬に選出される可能性も十分ある。

 13着クルーガー(ベリー)パドックや返し馬でテンションが低かったので心配していた。道中の手応えも良くなかった。独特のコースが合わなかったのかも。

 ◆売り上げ コックスプレートのJRA発売分の売り上げは3億7098万8700円。先週行われた豪G1コーフィールドCを約9000万円上回った。

 ◆リスグラシュー 父ハーツクライ 母リリサイド(母の父アメリカンポスト)牝5歳 栗東・矢作厩舎所属 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績21戦6勝(海外3戦1勝)。

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