【ジャパンC】新コンビで“幸”せ呼ぶビッシュ

[ 2016年11月24日 05:30 ]

栗東から駆けつけた幸を背に3頭併せで追い切るビッシュ(右)
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 【G1ドキュメント=23日】午前7時の開門直後。小田はWコースにくぎ付けだった。ビッシュは新コンビの幸が手綱を押さえたまま、前の僚馬2頭を外から手応え良く抜いていく。5F68秒3~1F12秒2。内2頭には1馬身先着=写真。美浦ではそうお目にかかれない“珍客”とあって、報道陣も追い掛けた。小田も輪の中へ。

 「これだけ乗りやすければ、本番も指示通りに乗れそう。バネがあって、切れを感じる」と幸スマイルが返ってきた。幸が美浦を訪れたのは昨年4月23日にホッコーブレーヴの天皇賞・春1週前追いに騎乗して以来、2度目。既にVTRも検証済み。ヤル気がストレートに伝わってくる。幸は「秋華賞(10着)は力負けではないのでは?オークス(3着)や紫苑S(1着)の方が参考になる。距離はこなしているし、相手は強いですけど、3歳なので重量差を生かせれば」とトーンを上げた。動きを見守った鹿戸師も「レースもこうなってくれれば…という調教だった。元気がいいし、カイバもよく食べている」と太鼓判だ。

 ジャパンCと同舞台だったオークスでシンハライトに0秒1差まで迫った切れ者。3歳牝馬は53キロを味方に12年ジェンティルドンナが1着、13年デニムアンドルビーが2着と近年活躍。「3歳牝馬は好成績?あやかりたいね」と指揮官は08年スクリーンヒーロー以来の2度目のジャパンC制覇を見据えた。牝馬3冠スティルインラブや砂の王者ホッコータルマエなど大舞台の強さは折り紙付きの新パートナー。得意の東京に戻って、出来も最高潮とあれば、小田はますます不気味に思えてきた。

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