【ジャパンC】リアルスティール 派手さなくても「満足」11秒9

[ 2016年11月24日 05:30 ]

坂路を駆け上がるリアルスティール。“ソフト仕上げ”でも11秒9と納得の好時計
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 答えを出した手引きで調整を運んだ。リアルスティールは1週前に負荷をかけて当週はサッと。前走の天皇賞・秋はドバイターフを勝った時のパターンに戻して2着。直前の“ソフト仕上げ”が奏功した。今回も1週前にCWコースで追われ80秒2~12秒2の猛時計を出した。注目の最終追いが坂路で4F54秒1~1F11秒9。ド派手なパフォーマンスではなかったものの、これで十分。安藤助手からも手応えがにじむ。

 「1週前は負荷をかけようということで、いっぱいに追った。火曜はちょっと時計が出てしまった(坂路4F57秒4)けど、そのおかげでガス抜きができた。最終追い切りは最後の1Fをしっかり走れていたので良かった。動きを見ても満足です」

 前走は始動戦に設定していた毎日王冠をパス。ぶっつけでの一戦だった。さらに外めの枠と苦しい条件がそろった。そんな“逆境”をはねのけ外から差して上がり最速タイの33秒5。まさに地力の証明だった。

 「改めてこの馬の力を確認できた。前に壁をつくることができなかったけど、ジョッキーがうまくなだめてくれて我慢できた。あのメンバーの中で、最後は差してきてますからね」

 この中間は馬の後ろに付けたりと、折り合いに注視した調整も施した。“2400メートルは長いのでは?”という声も聞こえるが、ドバイターフを制したムーアとのコンビなら不安なし。矢作師も「400メートルを埋める作業をライアンがしてくれると思う」と距離について、そう言及していた。

 安藤助手は「強いメンバーがそろったけど、この馬も力を付けている。国内のタイトルを獲らせてあげたい」と力強く結んだ。仕上げに曇りなし。堂々と国内G1獲りに向かう。

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