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【凱旋門賞】全陣営コメント ファウンド・オブライエン師「状態は最高」

[ 2016年10月2日 05:30 ]

<凱旋門賞>ファウンド
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 (9)シルジャンズサガ(J・ゴーヴァン調教師)前走後、調子はいいです。馬体の見た目も使ってさらに良くなっています。馬の整体師に定期的にケアをしてもらっていますが、夏のドーヴィルでは整体師が休暇に入ってしまい戻ってきたのがレースの5日前でした。そのためなんとか間に合ったけれどドーヴィル大賞は決して100%の状態ではなかったんです。この馬は心臓が強い馬で、持久力のある馬です。本馬場入場を嫌がるデリケートな面があるのですが、レースにいけばまったく問題なく集中して走ってくれます。バランス感覚にすぐれているので、ボコボコの馬場も平気。馬場は柔らかければ柔らかいほどこの馬にはプラスになります。右回りも、左回りも大丈夫。前を追い掛けるのが好きで先頭に立つとソラを使うところがあるので、そのためレースではためる競馬をしています。雨が降る予報はなさそうですが、どんな条件でもベストを尽くすだけです。調子はいいですし、3度目の凱旋門賞を楽しんで参加したいですね。1年目は12着、2年目は8着でしたから今年は4着ではないでしょうか(笑い)。今年限りで繁殖入りするプランもありますが、いま本当に調子がいいのでまた年末に話し合うことになると思います。

 (10)ファウンド(A・オブライエン調教師)状態は最高で凱旋門賞への調整過程に満足しています。今年は早い時期からこのレースを目標としてきましたからね。G1で2着が5回も続いていますから、今度こそは勝ちたいです。そのための条件はそろっていますよ。体質の強い馬でメンタルもハード。そして真面目でいつも力を出し切ってくれる馬。今年1年間期待に応え続けてくれましたし、1戦ずつ成長も感じています。競馬場も馬場も問わないので、シャンティイのコースにも不安はありません。乗りやすい馬で自在性もある。スムーズでまぎれのないレースになってほしい。大勢の人に優勝候補として期待してもらっているので、最高のパフォーマンスを私自身も期待しています。

 (11)ハーザンド(D・ウェルド調教師)愛チャンピオンSのレース中に右後肢に外傷を負ってしまい、翌日も歩様が良くありませんでした。しかし幸いにも軽症で骨に異常はなく、調教も数日休んだだけで、いまは好調時とほぼ変わらないところまで状態を戻すことができました。火曜日の最終追い切りにはスマレン騎手が騎乗してくれて、いい動きでした。感謝をしています。生まれついての好馬体の持ち主で当歳時から誰しもが期待を抱いていました。今年3月にコークの未勝利で初勝利を挙げましたがそのときの着差が16馬身。しかも負かした馬が今年のロイヤルアスコット開催で勝利を挙げています。2400m、もしくはそれ以上の距離がベストの馬とスマレン騎手は話しています。ですからスタミナが持ち味ですね。自分に合った馬場を走ると、大変美しいフォームで走る馬です。シャンティイのコース形態はハーザンドに合っていると思います。

 (12)ヴェデヴァニ(A・ドゥロワイエデュプレ調教師)ポテンシャルを秘めた馬ですが、それを引き出すのに苦労しています。

 (13)タリスマニック(L・グラファールレーシングマネジャー)追い切りの動きは素晴らしかった。前走の勝ち方がすごく良くてここへきて成長していますし、凱旋門に出ても恥ずかしくない競馬ができる状態です。白い顔が特徴的で性格も良く厩舎の1番の人気者でみんなからかわいがられています。乗り手の指示をよく聞きますし、スタミナもあります。柔らかい馬場でも硬い馬場でも良い競馬をしていますから、馬場状態はどんな条件でも大丈夫。作戦については騎手と調教師に任せます。凱旋門賞に出走馬を送り出せるのは嬉しいことでこのようなレースに走らせるために仕事をがんばっています。格上の馬もいますが、ファーブル調教師の管理する3歳馬ですからね。状態の良さも生かして5着以内を目指してほしいです。

 (14)マカヒキ(友道康夫調教師)凄く落ち着いているし、春の最大目標だったダービーと同等か、それ以上に仕上がりました。やり残したことはなく、万全の状態でレースを迎えられます。

 (15)サヴォワヴィーヴル(J・カルヴァロ調教師)ドーヴィル大賞はよく勝ってくれました。1頭ごとに成長していて、まだ奥がありそうです。凱旋門賞への参戦は前走の結果次第と考えていましたから、レース後すぐに凱旋門賞を目標にしました。まだ5戦しかキャリアのない馬で、学ばなければならないことは多いのですが、騎手の指示をしっかりきくことのできる賢い馬です。調教ではズルイ面を見せますが、いつも悠然と構えている馬なので、レース前の出走馬パレードも心配はありません。この馬はステイヤーだと思いますが経験のなさを素質でカバーしてくれれば。日英のダービー馬やBCで勝っている馬と同じレースに出れるのは光栄なことです。優勝予想のグループに入っていないことは自覚していますが穴馬としては興味深い存在だと思いますよ。

 (16)レフトハンド(C・ラフォンパリアス調教師)ヴェルメイユ賞から間隔があまりないので中間はそれほど強い調教は行っていません。月曜日に芝コースで追い切りを行いました。ソレミアは調教でもよく動きましたが、レフトハンドは朝が苦手なようで併せ馬で先着することはほとんどなく稽古では動かないんです。春は厩舎内で風邪が流行し順調さを欠きましたが、今の状態はすごく順調です。こげ茶色の馬体で見栄えはしませんが、走らせて良さのわかる馬です。高い潜在能力を一戦ごとに発揮してくれています。ディアヌ賞(仏オークス)からチークピーシズをつけるようになりました。プシシェ賞では(チーク装着の)申請するのを私がうっかり忘れてしまいました(苦笑)。距離経験があるのは強みですし、コース、距離と今回は良い条件がそろっています。あとはライバルとの力関係。古馬になってからさらに良さの出る血統なので来年も現役を続ける予定です。

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