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【凱旋門賞】機は熟した!日本の宝が…“世界のマカヒキ”になる!

[ 2016年10月2日 05:30 ]

<凱旋門賞>大江助手(左)と友道師は、馬房のマカヒキと大一番を前に記念撮影(JRA提供)
Photo By 提供写真

 いよいよ、待ちに待った日がやってきた。世界最高峰のG1「第95回凱旋門賞」は2日午後11時5分(現地時間同日午後4時5分)、ゲートインを迎える。日本の期待を一身に背負うマカヒキはリヨンの坂路コースで最終調整。友道康夫師(53)は「万全の状態でレースを迎えられます」と力強く語った。やれることは全てやった。さあ、日本競馬史に新たな一ページを刻もう。

 思い残すことは何もない。マカヒキの最終調整は走り慣れたリヨン坂路コース(ダート)。1本目は軽めのキャンター、2本目は強めのキャンターでそれぞれ1600メートル。自らハミを取って前向きな走りだ。前走時は寂しく映ったトモも見違えるほどにたくましくなった。これこそが理想の姿。友道師が静かに口を開いた。

 「凄く落ち着いているし、春の最大目標だったダービーと同等か、それ以上に仕上がりました。やり残したことはなく、万全の状態でレースを迎えられます」

 人事を尽くしたマカヒキに天も味方しようとしている。2日のシャンティイ競馬場の天気予報は晴れ時々雨。マラン・グランメゾン場長補佐は「馬場状態はbon(日本の良馬場に相当)になるように調整する」と断言する。

 ならば、ペース次第ではコースレコード(2分24秒1)を更新する可能性もあるだろう。これには友道師も「時計は速くなればなるほどいいね」と目を細めた。

 「シャンティイの芝は路面がしっかりしていて掘れない。いかにもディープ産駒向きだし、マカヒキの力を十二分に発揮できるでしょう」

 経験を生かして、打つべき手は全て打った。ニエル賞で右後肢を落鉄したため、負荷がかかりやすい後肢は左右とも、鉄唇を1カ所から3カ所に増やした。「この前は検体(検体採取所)の隣で外がうるさかった」という出張馬房は、馬場とスタンドから離れた静かな場所をリクエスト。パーフェクトは言い過ぎかもしれない。しかしそれに限りなく近いレベルまで突き詰めてきたという自信がある。

 あとはどの馬が一番強いか、それだけだ。機は熟したと信じよう。

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