「光る君へ」吉高由里子「源氏物語」着想の地に感慨「同じ風景を」紫式部ゆかり滋賀・石山寺に念願の初訪問

[ 2024年3月30日 17:30 ]

石山寺を初訪問した吉高由里子(C)NHK
Photo By 提供写真

 NHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)の主演を務める女優の吉高由里子(35)が30日、主人公・紫式部ゆかりの滋賀・石山寺(大津市)に足を運び、念願の初訪問が叶った。

 平安時代に紫式部本人も参拝し、「源氏物語」の構想を得たという伝承もある石山寺。吉高は「紫式部が実際に来ていた場所に、今生きている私が訪れていること。同じ風景を見ていたんだなと感慨深くなりました。そびえ立つ硅灰石(けいかいせき)の存在感も大きくて、石段を息が上がりながらも辿り着きたいといわれる場所に初めて足を運ぶことができました。一つ一つの瞬間を記憶に収めて帰りたいです」としみじみ心境を明かした。

 ロケは実施していないものの、第15回(4月14日)に石山寺が登場。「まひろは思いもよらない人物と出会います。ずっと都にいたまひろはワクワクしただろうなと。もし今の私が参籠する機会があれば、秋の紅葉など四季折々の日本の風情を眺めていたいです。平安時代でも人間らしさや喜怒哀楽の部分は変わっていないだろうなと思いますし、楽しいことや悲しいことがあるから物語が弾んでいくと思います。イメージし、自分に引き寄せながら、役作りに挑戦していきます」と演じる上で貴重な時間になったようだ。

 吉高は参拝後、石山寺座主・鷲尾龍華(りゅうげ)さんと対談も行った。対談の様子は4月19日に「おうみ源氏絵巻 特別編」(総合、後6・30~6・59、滋賀県域)で放送される。

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などを生んだ“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

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